意識について

私たちは、ある意味、「動的な傾斜を伴った確率機」であるといえると考えます。

ここでいう傾斜とは遺伝や環境にあたります。

環境は常に私たちに短期的、中期的、長期的な影響を与えています。傾斜が変動を続ける、簡単で他領域との繋がりが希薄な質問にはそういう環境による傾斜の変化が如実に反映されやすいと考えます。それはすなわち時間というものが相対的なものでなく私たち自身にとって絶対的なものとして見える要因を作り出します。この世の中に、真に静的な確率器と呼べるものは例えばデジタル上にしか存在することができないかも分かりません。

そのように考えると、私たちの意識や意思決定プロセスというのは逐次的に動的に変化し続ける「動的な傾斜を伴った確率器」と言って差し支えないように思えてきます。その変化分に私たちは時間的な成長を重ねて理解をすることができるようになるでしょう。これがヒトが時間というものを理解しづらい真の要因であると考えています。

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